千葉県立下総高等学校Shimofusa High School

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自動車部 スクリーンの設計の難しさ

テスト期間中は学業に専念するためにお休みしていた部活も再開され、6月に開催されるもてぎ大会まで一か月を切りました。

部室ではいつもは開放されているシャッターが下ろされて少し薄暗い中で何の作業をしているのか見てみると、レーザー式の水平器を使ってボディーのスクリーン(窓)の設計をしていました。

 

スクリーンの設計は紙に設計図を起こすのではなく、実物の型の上にマスキングテープで印をつけていくやり方です。

昨年のスクリーンの位置や寸法をもとに設計するのですが、㎜単位で精密に測定して印をつけていきます。

型の底辺からスクリーンの底辺まではマスキングテープ3本分、そこから水平器を使って垂線をまたマスキングテープで印をつけます。

問題は高さです。昨年よりも車高を下げた分、アッパーカウルにタイヤの形が大きく出っ張ることになりました。

タイヤの曲面をスクリーンに反映させるのは難しいため、

「高さはこれからちょっと考えます。今までよりもマスキングテープ1本分くらい下がるかもしれません。」と話してくれたのはドライバーをやっている部長の田中くん。

視界を確保することはもちろん重要なのですが、作業が難しくなったり時間がかかったりしてしまうのは好ましくありません。

両方の条件をうまく満たす妥協点をこれから探らなければならないようです。

 

設計には1年生も手ほどきを受けて作業に参加していました。

1年生の矢本くんは

「曲面ではメジャーが浮いてしまうし、マスキングテープを貼るときもすぐにずれてしまいます。水平器も合わせるのが大変です。」

とひとつひとつの作業に神経を使って真剣なまなざしで取り組んでいました。

 

設計が終わればいよいよスクリーンの製作です。

大会までやるべきことは山積みですが、作業が次々とこなされていくのを見ているのは爽快な気分になります。

急ぎながらも、ミスのないように丁寧に作業を進めていきましょう。