千葉県立下総高等学校Shimofusa High School

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自動車部 全国大会レポート④

9月29日(日)に栃木県のツインリンクもてぎを会場に開催された本田宗一郎杯Hondaエコマイレッジチャレンジ2019第39回全国大会のレポートをお届けしています。

 

今回はドライバーを務めた2年生の篠田くんと1年生の大村くんの二人に話を聞いてみました。

―まずは初ドライブとなった1年生の大村くん、感想を聞かせてください。

大村くん「コースに出る前は不安もありましたが、一度走ってみるとおもしろいと感じました。」

そう言えば練習走行を終えたばかりの篠田くんも、マシンから降りるなり「やっぱりおもしろい」と高ぶる気持ちを抑えられない様子で話してくれました。

怖いという感情よりもおもしろいという感情の方が強いんですね。その感情はドライバーとして大事な素質なのかもしれません。

 

―初走行にして2位という結果についてはどうですか?

大村くん「マシンの性能の良さが記録につながったんだと思います。」

篠田くん「初めての走行で2位、そして記録も2,100㎞/ℓを超えているというのはなかなか良いと思います。」

先輩からもお褒めの言葉をいただきました。

―走行中はどういうことに気を付けたんですか?

大村くん「コースウォークの時に(ラインどりについて)教えてもらったことに注意しました。」

正直、コースウォークの時は緊張しているように見えて、見ているこちらが大丈夫かなと心配になっていたのですが、緊張している中でもしっかりと内容が頭に入っていた様子。

篠田くんから見て後輩の大村くんの走行はどうだったかと聞くと、ちょうど半周ほどの差があったので、レース中はお互いの走行を見ていないとのこと。データもまだゆっくり検分できていないようでした。

篠田くん「でも自分よりも体重は軽いので、自分よりも上に行ってほしいと思っています。」

燃費競技では体重の軽い方が有利だとされています。最近、篠田くんは増えてきた自分の体重がどうしても気になってしまうようです。

―自分の体重だと記録を狙うのは難しい?

篠田くん「んー…難しくなってきているんですけど…でも記録は狙いたいです。本校が目指している2500㎞/ℓという記録は、自分が出したい。体重では勝てないけれど、それに勝るスキルで大村くんと競っていきたいです。」

同じチーム間で切磋琢磨しながら記録を狙おうと言うわけですね。篠田くんの言葉からは、他のチームに譲るつもりはないという強い意志が感じられました。

―篠田くんは期待を寄せているようですが、それを受けて大村くんはどうですか?

大村くん「期待に応えられるよう精いっぱい頑張りたいです。」

二人のドライバーで下総高校自動車部を盛り上げていってほしいと思います。

 

―ところで、練習走行では他校のチームに1位を譲ってしまいましたね。その時はどう感じましたか?

篠田くん「自分の初走行の時(昨年のもてぎ大会)も2位でした。(1位は同チームの先輩)その時の2位とは全然違う気持ちでした。あの時はやっぱり先輩のことは超えられないのかなと思っていたんですけど、今回は絶望と言うか、悔しいっていう気持ちでした。」

普段、あまりネガティブな発言をしない篠田くんですが、さすがに悔しい思いを抑えられないようでした。

―宿でのミーティングを経て自分の中で変化したことはありますか?

篠田くん「そもそも燃費ってどうやって伸ばすのかってことですよね。ドライバーの運転だけで燃費が伸びるわけじゃないんですよ。」

ミーティングでは燃料の温度管理の大切さを教わりました。競技に関わっている一人一人がそれを意識しないと燃費向上は望めないのだと思い知りました。

―燃費向上の鍵は何だと思いますか?

篠田くん「日ごろの部活動です。大会までの積み重ねです。」

はっとさせられるような言葉でした。大会でどれだけ頑張るかではないのです。日ごろの活動あっての大会だと篠田くんはちゃんと理解しているのだと感じました。

今回の優勝はチーム全体で反省点を生かして前向きな姿勢で挑めたことが、記録につながったと言う篠田くん。そういう意味では「練習走行での2位という結果は、良い経験になったと思います。」と話してくれました。

 

―来年の全国大会に向けての抱負を聞かせて下さい。

大村くん「また走る機会があれば、自分のベストを尽くして頑張りたいです。」

篠田くん「昨年の大会が天候の影響でスケジュールが短縮された分、今年のフルタイムのスケジュールでは新たに気付くことも多かったです。走行もスクリーンがくもることもなく視界良好で、昨年見えなかったところもよく見えました。大会の流れも覚えました。来年は自分たちが(3年生になって)主役になるので、トラブルやミスはなくしたいです。そして、記録2500㎞/ℓは難しくても…いや、2500㎞/ℓを目指します!」

11月2日(土)には成田市の日本自動車大学校(NATS)で開催されるEV大会に、エンジンをモータに積み替えて参加します。そこでのチームワークも見どころです!