第2回ガソリンエコランカー合同走行会2021 参加報告
11月14日（日）NATS 日本自動車大学校にて、第2回ガソリンエコランカー合同走行会2021が開催され、当校自動車部が参加しました。
今回は新型コロナウイルス感染症の影響で10月に開催予定だった全国大会が中止になったため、その大会で走行予定だった車両を持ち込み参加することとなりました。
千葉県だけではなく東京都や埼玉県からも参加があり計19台の車両が走行会に参加しました。
まずはピットの設営と車両の調整を行います。自動車部のメンバーもこの後の車検までに車両の調整を完了させるために手分けして作業に取り組みます。
3年生が参加する走行会も今大会と12月に実施するEVの大会だけになるため、3年生がする作業を2年生が真剣に観察しながら一緒に作業をしていました。
車両の調整が完了したら車検を受ける必要がありますが、ここで車検に合格しないと走行することができなくなるため、車検の直前まで各部の点検や確認を行っていました。
車検が完了したらいよいよ走行会になりますが、午前中は惰力走行会といって坂の上から車両を離して惰力でどこまで走っていくかと測るといったものになります。
惰力走行会が完了したのちは、実際にエンジンをかけての燃費走行会になります。全国大会に向けて作製した車両で好記録を狙います。
2台とも練習走行で走り方や1周あたりのタイムなどを確認し、本番の走行に入りました。途中までは順調だったものの、1号車のタイヤがバーストしてしまい本来走行したかった周回数に達する前に走行不能になってしまいました。
それにより3年生には不満の残る走行会になってしまいましたが、走行結果としては1号車が2056.8km/L、2号車が2174.3km/Lという好記録を出すことができました。
当日は千葉県の広報の方も取材に来てくださり、自動車部部長の郡司君と中山君が取材を受けました。自分たちの普段の活動状況や車両をどのように作製しているかについて答えていました。
今回は久々の走行会ということもあり、車両の調整などでうまくいかない点もありましたが、次の走行会に向けて非常に良い経験になったと思います。
次回は12月上旬の走行会となるため非常に準備時間は短いですが、今回と同様に良い結果が出ることを期待しています。
