千葉県立下総高等学校Shimofusa High School

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自動車部 ベトナム遠征2日目

競技会場となるベトナム・ナショナル・コンベンションセンターへ入れるのが午後のため、午前中はフリータイムとなり、滞在中のホテル近くを散策しました。

ホテルはハノイ市の旧市街にあるため、周辺にはフランス植民地時代の建物がたくさん残っており、エネルギッシュなアジアとおしゃれで落ち着いた雰囲気のヨーロッパが混在する不思議な空間を体験しました。

散策の中で部員たちが特に驚いていたのは交通事情です。

すさまじい数のオートバイが、それこそ縦横無尽に道路を駆け抜けていく中(日本では考えられない習慣)、地元民はスイスイと道路を横断し、それを当たり前のようにオートバイが避けていきます。

ガイドさんからは、「みんなスピードは出さないから危なくないんですよ」「オートバイから目を離さないで立ち止まらずに渡ってください」「向こうが避けてくれます」とのアドバイスをもらっていたので、意を決して自分達も渡ってみると、確かに見ているよりはずっと余裕があり、危険を感じることはありませんでした。

また、日本にもある某コンビニ店があったので買い物をしました。

日本語が通じない中で、ドンという桁が2つも違う慣れない通貨を使ってのコミュニケーションは良い経験になったと思います。

 

午後は競技会場へ移動して翌日から始まる競技の準備です。

会場に到着すると、3月下旬に前もって航空便で送っておいたエコカーが、荷造りされた状態で私達より先に到着していました。。

早速荷ほどきしてみると、何事もなく無事であったことに一安心です。

私たちのチームは、日本の技術の高さを伝えるためにスペシャルゲストとして招待されているので、荷ほどきをしている最中から学生達(私達以外の学生はすべて大学生です)が集まりだして注目を集めています。

エンジンの始動性等を確認する作業中も周りをグルっと囲まれ、注目される中での作業でしたが緊張している様子も無く、新部長として最初の大役をこなす田中君も落ち着いた様子で采配を振るい、様子を見ていた大会役員の方からも「よく周りを見て、上手に人を動かしていましたね!」と、お褒めの言葉を頂きました。

 

しかし、作業中に大事な忘れ物があることが発覚し作業に支障をきたしました。

その時、石塚君が即座にノートを取り出し、田中君と一緒にミスした原因を探り、対応策を練ってノートに書いている様子は3年生としての成長を感じさせるものでした。

明日も頑張ろう!